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PayPayフリマで出品するデメリットとは? メルカリと比較解説

せどりの販路として「売りやすい」「始めやすい」フリマサイトの中で圧倒的地位を築いているのがメルカリです。

メルカリで商品が売れるようになり、販路を増やそうとした時、候補のひとつとしてPayPayフリマがあがります。

しかしメルカリに比べて知名度も低く、ユーザー数も少ないため、売れるかどうか不安でした。

本記事を読むことでPayPayフリマのデメリットを知り、メルカリと使い分けをして販路を増やしていきましょう。

 PayPayフリマのデメリットとは?

PayPayフリマのデメリットとは?
PayPayフリマのデメリットは

  • すべての商品の送料は出品者負担
  • 支払い方法が「PayPay残高払い」「クレジットカード払い」の2種類のみ
  • ユーザー数が少ない
  • PC(PayPayフリマWeb版)では出品ができない

新たな販路としての可能性・PayPayフリマとメルカリの使い分けができないか考えていきましょう。

デメリットその1:すべての商品の送料は出品者負担

  • PayPayフリマの送料は出品者負担のみ、送料は全国一律です。
  • メルカリは送料込み(出品者が負担)、着払い(購入者が負担)の2種類です。

PayPayフリマは送料が出品者負担一択なので送料を考慮して出品価格を決められます。

メルカリは着払いを選択することで送料分儲けを増やすことができますが、着払いはあまり利用されていないので、デメリットの影響は限定的です。

デメリットその2:支払い方法が「PayPay残高払い」「クレジットカード払い」の2種類のみ

  • PayPayフリマの支払い方法は「PayPay残高払い」「クレジットカード払い」の2種類のみです。
  • メルカリは「コンビニ払い」、「キャリア決済」、「ATM払い」、「ポイント使用」、「売上金」など全部で11種類あります。

どちらもクレジットカードを持っていないと決済ができませんが、支払いが即座にされるので、支払い待ちをしなくてよいというのが利点になります。

支払い方法が2種類と少ないことでPayPayフリマを利用できないという人が一定数いるというのがデメリットです。

支払い方法が多いので購入者は使い勝手が良くなりますが、出品者は支払い待ち・支払い忘れによるキャンセルなどのデメリットが発生します。

デメリットその3:ユーザー数が少ない

  • PayPayフリマはフリマサイトと比べてユーザー数が少ない、取引そのものも他のフリマサイトと比べると少なくなります
  • メルカリはフリマサイトの中では一番ユーザーは多く、当然取引数も多い。

しかしPayPayフリマはヤフオク!と同時出品ができます。ヤフオク!のユーザーが購入するようなコレクター性の強い商品であれば同時出品をする事で売れ行きは良くなるでしょう。

デメリットその4:PC(PayPayフリマWeb版)では出品ができない

PC(PayPayフリマWeb版)で利用できない主な機能

  • 商品の出品
  • 出品者への質問・価格の相談
  • おまかせ大型配送を利用する商品の購入・取引

スマホよりPCを使い慣れている人にとってPCで出品が出来ないことはデメリットになりますが、フリマサイトはスマホでの利用が多いので、PCから出品できなくても困ることはありません。

メルカリはPCからの出品が可能です。出品時にカテゴリーの設定がない、スマホでは表示される売れやすい値段の表示がない等の制約はあります。

PayPayフリマの有用な利用方法を実例で紹介

PayPayフリマがメルカリより勝っている点

  • 手数料が安い
  • 価格交渉をしなくて良い(ストレスフリー)
  • ネコポス/ゆうパケットの料金が安い

①手数料が安いので利益率は一番良い

PayPayフリマは販売手数料5%です。

メルカリは販売手数料が10%なので、1,000円の商品であればPayPayフリマは販売手数料が50円、メルカリは100円になります。

同じ値段で売れた場合、利益率はメルカリよりPayPayフリマの方が高いです。

ポイント

メルカリで値下げ合戦が起こり想定より利益率が低くなってしまった時、PayPayフリマに振り替える事で利益率を上げる事が出来ます。

②購入者と直接価格交渉をしなくて良い

PayPayフリマは価格の相談機能があります。コメントで直接価格交渉は禁止です。また出品価格の20%までしか値下げ交渉できないので極端な価格交渉をする必要はありません。

メルカリは販売価格の半額以下のような大幅な値下げ交渉をされることがあり、交渉に時間を取られたりストレスを感じる時は、PayPayフリマに出品することでストレスフリーになります。

③ネコポス/ゆうパケットはPayPayフリマの方が送料が安い

メモ

  • PayPayフリマのA4サイズの配送料(A4サイズ 厚み3㎝以内、重さ1㎏以内)

ネコポス(ヤマト運輸) 170円/ゆうパケット(郵便局) 175円

  • メルカリのA4サイズの配送料

ネコポス(ヤマト運輸) 175円/ゆうパケット(郵便局) 200円

厚みが3㎝以下、重さが1㎏以内であればPayPayフリマの方が送料は安いです。

商品が小さいもの・軽いものの出品はPayPayフリマに出品することで送料を抑えられ、メルカリより利益が残るようになります。

【まとめ】PayPayフリマのデメリットを避けて使い分けよう

PayPayフリマは販売手数料の安さ、価格の相談機能、商品によっては送料が安いなど出品者としてのメリットです。利点があることがわかりました。

PayPayフリマの利点を活かして、メルカリの使い分けをしながら販路の拡大をしていきましょう。